WEB上の利用明細照会ページで確認・印刷できる
クレジットカードなどの過去の利用明細は
さかのぼれる期間が限られています
確定申告等に必要であれば早めに準備しましょう
WEB明細が主流に
クレジットカード会社をはじめ、通信系のサービスや電気・ガスなどの料金について、「利用明細書」の郵送を停止し、請求内容、明細内容はWEBの画面にて確認する「WEB明細」が主流となってきています
WEB明細を選択すると、WEB上で明細を確認できるだけでなく、利用明細書のデータをPDFで保存したり、CSV形式でのダウンロードもできるようになります
また、パソコンやスマートフォンでの管理ができるので個人情報が漏れず安心、紙の原料である木材・パルプ資源の節約につながり環境にやさしい、郵送される紙の利用明細書より早く・いつでもどこでも明細を確認できるというメリットもうたわれています
閲覧、印刷、ダウンロードできるのは過去何ヵ月分?
いくつかのカード会社のホームページをみたところ、カード会社によって明細の照会可能期間が随分と違いました
- セゾンカード→過去3か月分
- VIEWカード→過去12か月分まで
- 楽天カード→過去13か月以内の確定した明細
- イオンカード→過去24か月分の明細保存
銀行系のMUFGカードや三井住友カードは、最大過去15か月分の明細を確認できる、と記載がありますが、カードブランドにより確認できる期間が異なるようですので注意が必要です
定期的な印刷やダウンロードを
クレジット会社が発行する利用明細書は、確定申告の際、レシート・請求明細書、取引明細票等とともに経費を証明するものとなります
WEB明細の閲覧期間が数ヶ月程度に限られているサービスを利用している場合は、定期的に明細をダウンロードをする必要があります
確定申告用にダウンロードしようとしたところ、すでに閲覧期間が終了していたというのはよく聞く話です
前出のVIEWカードは、Suica一体型のJR東日本グループのクレジットカードで、わたしも利用しています
すこし前に届いた《ビューカード会員のみなさまへ》というメルマガには、冒頭に
〇確定申告の準備はお早めに!
とあり、続いて、
ビューカードの過去の利用明細照会ページをインターネットサービス「VIEW’S NET」を利用して、確認・印刷できるのは過去12ヶ月分まで
であること、
過去12ヶ月よりさかのぼった利用明細は「VIEW’S NET」では確認できないこと
などが書かれていました(VIEW’S NET メルマガ 2019年11月22日)
例として、
2019年1月分のご利用明細が必要となる場合、2019年12月15日までにダウンロードを行う必要がございます
と具体的に書いてあるのでわかりやすいなと思いました(投稿日現在12月15日を過ぎていますが…)
WEB明細のダウンロードなどを定期的にしていない方は、照会可能期間だけでも把握しておいて手遅れにならないようにしたいものですね
*個人的な備忘としては、よく利用する「登記情報提供サービス」の月別明細、領収書出力が当月含めて4か月分しかさかのぼれないので気を付けたいです
***編集後記***
クラウド会計freee のIPO、当選していたので、今朝は初値をウォッチしていました
東証マザーズ上場おめでとうございます⤴
・・・このブログ記事の内容は、投稿時点での法律や状況に基づいて記載しています。本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。・・・
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