国税庁ホームページの確定申告書等作成コーナーを利用して
配当の申告をしたり、医療費控除をうける場合には
集計用ファイルをあらかじめダウンロードし
使い慣れた表計算ソフトで入力して取り込むのが便利です
国税庁の確定申告書等作成コーナー
所得税や贈与税、個人消費税の確定申告書は、国税庁ホームページで作成ができます
国税庁ホームページの「確定申告書等作成コーナー」では、画面の案内に従って金額などを入力することで確定申告書の作成をすすめることができます
作成した確定申告書はそのままe-Taxで送信することもできますし、印刷して税務署へ郵送等により提出することもできます
令和2年分の確定申告書でしたら、年が明けてすぐの令和3年(2021)年1月4日から特設サイトが開設されています
2月16日を待たずに、確定申告書の作成と提出をすすめてみましょう
集計フォームが便利です
所得税の確定申告で、医療費控除の適用を受けるためには「医療費控除の明細書」に必要事項を記入し確定申告書に添付して提出する必要があります(医療費の領収書の添付や提示は必要ありません)
国税庁ホームページの「確定申告書等作成コーナー」を利用すると、確定申告書に限らず「医療費控除の明細書」も作成でき、医療費控除の明細書の内容が自動で確定申告書に反映されます
「医療費控除の明細書」は、医療費の領収書を「医療を受けた方」「病院等」ごとにまとめて記載すればよく、医療費通知や領収書から入力して明細書を作成するのが最も一般的です
でも、もし色々な病院に通院していて医療費の領収書がたくさんある場合などには「医療費集計フォーム」を利用した入力が便利です
「医療費集計フォーム」というのは、支払った医療費の内容を表計算ソフト(エクセルなど)で入力・集計するためのフォーマットです
「医療費集計フォーム」を利用して「医療費控除の明細書」を作成する場合は、国税庁ホームページ「確定申告書等作成コーナー」のトップページに集計用フォームをダウンロードできるボタンがあるので、あらかじめダウンロードしておきましょう
使い慣れた表計算ソフト(エクセルなど)での入力は、ホームページ画面で一件ずつ入力するよりもミスも少なく短時間に済ませることができます
「医療費集計フォーム」に入力・保存したデータは、確定申告書等作成コーナーの医療費控除の入力画面で読み込み、瞬時に反映することができます
データ読み込み後に訂正も可能です
確定申告書等作成コーナーの医療費控除の入力画面で、あらかじめ入力した「医療費集計フォーム」を読み込み、反映した後に、病院名や医療費の額に誤りをみつけた場合は、読み込み元の「医療費集計フォーム」に戻って訂正する必要はなく、通常の「医療費の入力」画面で訂正や削除などもできます
確定申告書等作成コーナーには「配当集計フォーム」も用意されています
支払通知書などにより受け取った配当等であれば、この「配当集計フォーム」を利用して、そのデータを読み込むこともできます
毎年、複数の配当を受け取っている方は、「配当集計フォーム」を利用した入力が便利です
*特定口座(源泉徴収あり)に受け入れた上場株式等の配当等は「配当集計フォーム」を利用して読み込むことはできません
なお、令和2年分までの場合、「医療費通知」や「医療費のお知らせ」を利用して「医療費控除の明細書」を作成する場合は、「医療費集計フォーム」は利用できませんのでご注意ください
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・・・このブログ記事の内容は、投稿時点での法律や状況に基づいて記載しています。本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。・・・
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