再配達が社会問題化したこともあり
宅配ボックスや宅配ポストがすこしずつ普及しています
アプリとの連動などでより便利になっています
再配達ストレスからの解放
ネット通販の拡大に伴い、宅配便の取扱個数が年々増え続けています
共働きなどで日中不在の家庭が増えたこともあり、再配達が社会問題化したのは数年前のこと
宅配便配達の走行距離のうち25%は再配達のため費やされているといわれ、再配達をすこしでも減らすことが課題となっています
そんななか注目されているのは、宅配ボックス、とくに戸建て住宅向けの宅配ボックスです
留守でも荷物が受け取れる宅配ボックスは、近年に新築されたマンションでは標準設備となっていますが、戸建て用の宅配ボックスの普及率はまだまだです
それでも、手ごろな低価格品も登場し、戸建ての宅配ボックス設置率などを上げ、社会問題となった再配達の解決につなげようという動きがあります
置き配体験モニター募集中
日本郵便は、LINE やメールによるお届け予定通知の拡充や、「はこぽす」やコンビニでの
受取拠点の拡充により、受け取りの利便性を向上させつつ、再配達の削減に取り組んでいます
こうした方策のひとつとして、時間を気にせず自宅で荷物などを受け取りたいというニーズに応えるものとして、面倒な設置工事やセッティングが不要な「置き配バッグOKIPPA」の体験モニターをなんと10万名も募集しています
「置き配」とは、あらかじめ指定した場所(玄関前、置き配バッグ、宅配ボックス、車庫、物置など)に非対面で荷物などを届けるサービスで、ライフスタイルに合わせた、荷物の受け取りができるサービスです
「置き配バッグOKIPPA」を玄関口に吊るすだけで、在不在に関わらず自宅玄関前で荷物が受け取れ、さらに無料のOKIPPAアプリと併用すれば、荷物がバッグに預入完了後に、アプリに配送完了通知が届くそうです
在宅でも宅配ボックスへという流れ
つぎに紹介するのは、主に戸建て住宅向け宅配ボックス最大手のパナソニックが2016年から各地で行っている「宅配ボックス実証実験」です
最新の実証実験プロジェクト(東京・世田谷の子育て世帯を対象とした実証実験)では、東京都世田谷区の戸建て住宅に住む子育て世帯50世帯に宅配ボックスを設置し、再配達の削減効果に加え、荷物の受け取りに関するストレスの変化を調査しました
子育て家族のウケトレネーゼを救え!|住まいの常識を新しく|住まいの設備と建材|Panasonic
この調査によると、「宅配ボックスにより、荷物の受け取りに関するストレスは軽減されたか」という質問では、軽減されたという回答はなんと100%
さらに、「子供の寝かしつけをしている時に無理に出なくてもよくなった」などの要因から、在宅時の荷物の受け取りについてもストレスが軽減されたという回答が72%もあったとのことです
不在時の荷物の受け取りだけでなく、在宅時の荷物の受け取りにおいても宅配ボックスがストレス削減に有効であることが明らかになったというわけですね
また、この実証実験モニターへの調査によると、荷物を受け取る方法として「受け取れれば手渡しでなくても良い」という回答が95%を占め、「直接手渡しで受け取りたい」という回答を大きく上回り、非対面受け取りへのニーズが発見されたとのこと
こうした声をふまえて、「できるだけ非対面で受け取りたい!」という方を対象に、家にいても宅配ボックスを使うことを意思表示するため、玄関前や本体に貼るステッカーを作成・配布をはじめるそうです(2019年7月1日より受付け予定)
子育て家族のウケトレネーゼを救え!|住まいの常識を新しく|住まいの設備と建材|Panasonic サイトより
「ウケトレネーゼ」というネーミングもいいけど、このステッカーもいいですね!
申し込んで我が家の宅配ポストに貼りたいです
女性の一人暮らしで対面受取りが不安、といった受け取りストレスをも解決する宅配ボックス/ポストや置き配の「一家に一台」時代が近いうちに到来するかもしれません
***編集後記***
宅配ボックスの利便性に憧れ、我が家が取り付けたのは宅配ポスト
昨日も帰宅したら宅配ポストに荷物が届いていたので、取り付けていて良かったと思いました
・・・このブログ記事の内容は、投稿時点での法律や状況に基づいて記載しています。本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。・・・
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