いわゆる「Pay払い」で
所得税などの国税をスマホアプリ納付する場合の手続き方法が
2025年2月1日より、e-Taxを経由する方法に集約されます
国税のスマホアプリ納付とは
地方税から広まった、スマートフォン決済アプリによる納税は、
国税でも2022年12月1日よりスタートし、
30万円以下の納税方法のひとつとして定着してきました
スマートフォン決済アプリによる納税とは、
スマホ専用の「国税スマートフォン決済専用サイト」にて
納税者が利用可能なPay払いを選択し、納付受託者に納付を委託する方法で
国税を納めるものです
利用可能なスマートフォン決済は、つぎの7種類です
- PayPay
- LINE Pay
- d払い
- au PAY
- メルペイ
- Amazon Pay
- 楽天 Pay
口座振替のような事前の手続きも必要なく、
銀行等へ行かずに、いつでも、どこでも納付することができます
スマホアプリ納付の専用サイトへのアクセス方法
国税をスマホアプリ納付するには、
「国税スマートフォン決済専用サイト」へアクセスする必要があります
この「国税スマートフォン決済専用サイト」へのアクセス方法は、
これまで
- e-Tax の受信通知からアクセス
- 確定申告書等作成コーナーで出力されるQRコードからアクセス
- 国税庁ホームページからアクセス
の3通りがありましたが、
2025年2月1日より「e-Tax を経由する方法」に集約されることになりました
したがって、2025年2月1日からは、スマホアプリ納付を行う場合には、
スマートフォン又はパソコンからe-Tax により申告を行い、
そのままe-Tax を経由して「国税スマートフォン決済専用サイト」を利用することになります
申告から納付までの手続きをシームレスに完了
このたびの変更は、税務行政におけるDXを一層推進する観点から
より多くの納税者にスマートフォンまたはパソコンを利用して
自宅等で申告から納付までの一連の手続をデジタルでシームレスに
完了することを目指して行われるものです
確定申告書等作成コーナーで申告書を書面で作成した際に
出力されるQRコードについては、
2025年1月6日からすでに出力されなくなっています
e-Tax を経由して「国税スマートフォン決済専用サイト」にすすむと、
e-Tax から「納付区分番号」「納付先税務署」「税金の種類」
「課税期間」「納付税額」の情報が引き継がれるため、
住所や氏名等の情報を入力することなく
簡単に納付手続きを完了することができます
なお、申告手続きを書面で行った場合でも、税額が30万円以下であれば、
スマートフォンやパソコンを利用して税目や金額などの納付内容を
e-Tax に登録すること(「納付情報登録依頼」手続)により
スマホアプリ納付を行うことはできるようです
しかし、「納付情報登録依頼」では、e-Tax にログインして
各種情報を入力するなど特別な手続が必要となります
スマホアプリ納付を行いたい場合には、
スマートフォン又はパソコンからe-Tax により申告を行ったうえで
そのままe-Tax 経由で「国税スマートフォン決済専用サイト」を利用するのが便利でしょう
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