1年を通して観光客の多い鎌倉ですが
ゴールデンウィークの混雑ぶりは群を抜いています
とくに混雑する江ノ電について
沿線住民を優先乗車させる社会実験が初めて行われます
鎌倉を訪れる観光客
鎌倉を訪れる観光客数は、市の統計によると、年間2,300万人弱(平成27年)。
トレンドとしては、観光客数は増加傾向にあり、同じ統計で発表されている海水浴客数が増減を繰り返しながら減少傾向にあるのとは対照的です。
観光客の増加に伴い、交通渋滞や乗り物の混雑が生じ、地元住民の日常生活に影響が生じています。
そこで、鎌倉市では、マイカーの利用を抑制するための鎌倉フリー環境手形の発売や、パークアンドライドの導入、ロードプライシング制度導入の検討が行われています。
江ノ電乗車〇時間待ち
鎌倉を訪れる観光客が一番多いのは、1月です。これは初詣客の影響でしょう。
つぎは6月、続いて5月。
新緑が美しい、この季節、これから遠足や修学旅行生も増えます。
6月に観光客が多いのは、紫陽花をみにくる方が多いのでしょう。
6月は、特定日でなく、月を通してずっと観光客が多い印象があります。
雨が降っても、雨のなかの紫陽花も格別ですから。
対して、5月は、どうしてもゴールデンウィークの数日に集中します。
この結果、ゴールデンウィーク期間には、交通渋滞・江ノ電に乗車するのに駅構外に並んで待つ・食事やお茶をするにも長い列、といった状況がうまれます。
江ノ電沿線に住んでいる方のなかには、ゴールデンウィークの混雑に備えて、連休前にまとめて買い物をしておくという方も。
江ノ電でしかアクセスしずらい、極楽寺、稲村ケ崎、七里ガ浜、腰越駅の近辺にお住まいの方にとっては、文字通りライフラインの江ノ電。
どうにかしてほしい、という声がありました。
江ノ電沿線住民等の移動円滑化に係る社会実験とは?
昨日(平成29年4月25日)、江ノ電と鎌倉市は、沿線住民と観光客が共存する方法として、沿線住民の乗車を円滑化する社会実験を5月6日(土)に行うことを発表しました。
目的は、ゴールデンウィークの混雑により、江ノ電に乗車しづらくなる沿線の住民、在勤者、在学者の日常生活に影響が生じる状況を改善すること。
ここ数年、江ノ電に乗りたい乗客があふれてくると、江ノ電の駅の構内への入場規制を施し、駅構外に整列する仕組みになっています。
この実験では、事前登録をした住民らに「江ノ電沿線住民等証明書」を発行。
うえの写真は江ノ電鎌倉駅構内の証明書発行場所です(駅構内での発行は~4月28日まで!)
実験当日、江ノ電鎌倉駅構外に行列ができた場合に、「江ノ電沿線住民等証明書」を提示した人は、駅構内の行列の最後尾に案内する仕組みです(午前10時~午後4時、駅構外に列ができた場合のみ)。
事前登録は、4月25日から5月2日までと期間も短く、周知も十分とはいえませんので、該当の方は早めに証明書を発行してもらいましょう。
初詣客で混雑する年末年始にはこんな取り組みも行われています。
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