三菱UFJ銀行と三井住友銀行が
店舗外ATMの共同利用を
2019年9月22日よりスタートします
利便性の向上だけでなくコスト削減のねらいもあります
ATM共同利用について
先日発表された、三菱UFJ銀行と三井住友銀行の店舗外ATMの共同利用は、2019年9月22日より開始予定です
現在、日本国内の店舗外のATMは、三菱UFJ銀行が1,626拠点、三井住友銀行が1,192拠点あります
共同利用開始後は、たとえば、三菱UFJ銀行の預金者(個人に限る)が、三井住友銀行の店舗外ATMで、三菱UFJのキャッシュカードを使って「引き出し」や「預け入れ」をしても、8:45~21:00の間であれば、これまで払っていた「他行ATM利用手数料」がかからなくなり、そのATM利用手数料が無料となる予定です
「振り込み」には、別途振込手数料がかかりますが、他行ATMで振り込みする際にこれまでかかっていた「他行ATM利用手数料」がやはり一部無料化されます
近接するATMは廃止の予定も
三菱UFJも三井住友も、言わずと知れたメガバンクです
このニュースを聞いて、便利になるなぁと思った方は少なくないかもしれません
ですが、共同利用開始後は、両行が近接する一部拠点の廃止が検討されています
たしかに、同じ駅前で隣り合わせに店舗外ATMが位置しているような場合であれば、統合廃止は自然な成り行きでしょう
けれども、ネットバンクの普及でATM利用が減り、これを機に、管理費が高いATM拠点を減らすという目的も見え隠れしますね
廃止される拠点は、これから明らかになるでしょう
普段利用している店舗外ATMに「お知らせ」がでていないか、ちょっと気にかけてみましょう
キャッシュカードのみ/法人は対象外
2019年9月の三菱UFJ銀行と三井住友銀行の店舗外ATM共同利用開始については、いくつか注意事項があります
ひとつは、他行のATMを利用して引き出しや振り込み、預け入れができるのは、キャッシュカードによる取引のみ、ということ
残高照会も無料で利用できますが、通帳の利用や暗証番号変更等のサービスは、他行のATMでは利用できません
また、三菱UFJ銀行・三井住友銀行ともに法人口座については、この共同利用開始後でも、他行ATMでの利用はできないままです
個人のお客様で、キャッシュカードによる引き出し、振り込み、預け入れ、残高照会のみ、他行の店舗外ATMでも無料でできるようになる、と理解しておけばよいでしょう
とくに、気を付けたいのは、他行のキャッシュカードによる引き出し等が無料となるのは、共同利用の対象となる「店舗外ATM」のみです
銀行の店舗内にあるATMでは、他行のキャッシュカード利用には、今まで通り「他行ATM利用手数料」がかかるようですのでご注意ください
詳しい情報は、こちらのニュースリリースをご覧ください
株式会社三井住友銀行との店舗外ATM共同利用開始について|株式会社三菱UFJ銀行
***編集後記***
東京オリンピックまであと1年
ラッピング車両(江ノ電・湘南モノレール)を見かけるようになりました!
つぎこそはシャッターチャンスを逃さないようにしなくては
・・・このブログ記事の内容は、投稿時点での法律や状況に基づいて記載しています。本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。・・・
◆鎌倉で相続なら、鎌倉市の相続専門税理士事務所|女性税理士がお手伝いいたします
神奈川県鎌倉市で相続を得意とする女性税理士(横浜家庭裁判所 成年後見人等推薦者名簿登載者)が、お客様の負担をできるだけ軽減するため相続税の申告から相続にまつわる各種お手続きなどをサポートしております
◆オンライン(ZOOMなど)や電話でのご相談も承っております
事務所ホームページはこちら