e-Tax の暗証番号がわからない場合

過去に確定申告で e-Tax を利用された方は

利用者識別番号や暗証番号をすでにお持ちです

暗証番号などがわからない場合は

再発行をうけることができます

利用者識別番号／暗証番号とは

e-Tax の利用者識別番号(ID)とは、e-Taxで申告する際に使用する16桁の番号です

すでにe-Taxを利用して申告をしている場合には、過去の「申告書等送信票（兼送付書）」や税務署から届く「確定申告のお知らせ」などに表示されています

画像は、令和元年分確定申告書等作成コーナー「よくある質問」より

利用者識別番号は、原則、転居しても同じ番号を使用できます

e-Tax の暗証番号（PW)とは、e-Taxの利用者識別番号(ID)を取得または更新した際にご自身で登録をした、英数字8文字以上50文字以内のパスワードです

こちらは、マイナンバーカード方式で、e-Tax を利用すると、マイナンバーのパスワードを求められますが、e-Tax の暗証番号（PW)とマイナンバーのパスワードとは異なります

暗証番号がわからない場合

暗証番号（PW）は、「パスワード」という性格もあり、利用者識別番号と異なり、過去の「申告書等送信票（兼送付書）」や税務署から届く「確定申告のお知らせ」には表示されません

e-Tax の登録をした時の「利用者識別番号等の通知」「利用者識別番号等の通知書」であれば、利用者識別番号（ID）だけでなく、暗証番号（PW）も表示されています

画像は、令和元年分確定申告書等作成コーナー「よくある質問」より

はじめてe-Tax を利用した年がわかれば、その頃の確定申告書類から探し出せるかもしれません

また、税務署で「ID・パスワード方式の届出完了通知」の発行をうけている場合は、この書面にも利用者識別番号（ID）と暗証番号（PW）が表示されています

画像は、令和元年分確定申告書等作成コーナー「よくある質問」より

これらは、申告書の控えと一緒に保管されている場合がありますので、確認してみるとよいでしょう

暗証番号は再発行をうけることができます

それでも暗証番号（パスワード）がわからず、入力を複数回失敗すると、ログインできなくなります

もし、e-Tax の利用開始時など事前に「秘密の質問と答え」「メールアドレス」を登録されているのであれば、オンラインで新たに暗証番号の設定ができますので、そちらを利用しましょう

「秘密の質問と答え」「メールアドレス」を登録してない方は、暗証番号（パスワード）の再発行をうける手続きをとるのが早道です

この場合は、「変更等届出書」の提出が必要となります（パソコンからでも、書面提出でも）

「変更等届出書」は、【e-Taxの開始（変更等）届出書作成・提出コーナー】で作成します

国税電子申告・納税システム

こういったリンクからでも、【e-Taxの開始（変更等）届出書作成・提出コーナー】を利用できます

「変更等届出書」を提出すると、後日、所轄の税務署から仮暗証番号の通知書が送付されますので、その通知に基づいて暗証番号を設定します

通知書が送付されるまでには日数がかかります（国税庁のホームページでは「最短でも1週間程度必要」とありますが、もうすこし早いという話も）ので、申告期限間近では間に合いません

暗証番号（パスワード）がわからない方、どこにあるか自信がない方などは、はやめに確認してみるとよいでしょう

＊＊＊編集後記＊＊＊

寒さのピークはこれからなのでしょうが、すこしずつ日が暮れるのが遅くなっているのがうれしいです