2018年7月1日現在の
マイナンバーカードの交付状況によると
人口に対する交付枚数率は11.5%となりました
マイナンバーカードとは
マイナンバーカードは、本人の申請により交付され、個人番号(マイナンバー)を証明する書類や本人確認の際の公的な身分証明書として利用でき、また、様々な行政サービスを受けることができるICカードです
表面には、
- 氏名
- 住所
- 生年月日
- 性別
- 顔写真
- 電子証明書の有効期限の記載欄
- セキュリティコード
- サインパネル領域(券面の情報に修正が生じた場合、その新しい情報を記載(引越した際の新住所など))
- 臓器提供意思表示欄
が記載され、個人番号は裏面に記載されています
平成28年1月から交付が開始され、その交付枚数は定期的に発表されています
最新の平成30年7月1日現在の交付枚数等が先日発表されました
マイナンバーカード交付枚数率の推移
マイナンバーカードの人口に対する交付枚数率の推移は次の通りです
交付状況が初めて発表されたのは、平成29年3月8日時点の数値でした
当時の人口に対する交付枚数率は、8.4%
平成28年1月から交付が開始されて、1年以上経っています
その後、平成29年の5月、8月にも発表され、同年12月には交付枚数率が10%を超えました
平成30年にはいっても微増が続き、同年3月時点で10.7%、同年7月時点では11.5%です
今後もすこしずつ広まっていくものと思われます
確定申告で使いたいなら早めの交付申請を
国税庁では、マイナンバーカードに標準的に搭載される電子証明書やマイナポータルの連携機能の活用などにより、個人納税者のe-Tax利用をより便利にするため「e-Tax利用の簡便化」をすすめています
「e-Tax利用の簡便化」に伴い、平成31年1月から「マイナンバーカード方式」と「ID・パスワード方式」という、2つの方式が利用できるようになる予定です
このうち「マイナンバーカード方式」では、マイナンバーカードを用いてマイナポータル経由、又はe-Taxホームページなどからe-Taxへログインするだけで、より簡単にe-Taxの利用を開始し、 申告等データの送信ができるようになる予定です
一方、「ID・パスワード方式」とは、マイナンバーカードやICカードリーダライタを持っていない場合、事前に税務署長へ届出をし、e-Tax用のID・パスワードの通知を受け、これらを管理・入力するものです(平成30年1月以降、確定申告会場などで「ID・パスワード方式の届出完了通知」を受け取っている方は、すでにID・パスワード方式に対応したIDをお持ちです)
「マイナンバーカード方式」では、「ID・パスワード方式」のように、事前に税務署長へ届出をして、 e-Tax用のID・パスワードの通知を受ける必要がありませんので、確定申告時期によりスムーズに e-Tax の利用を開始できるでしょう
また、今後e-Taxを利用する場合に、マイナポータルを経由して入手した医療費情報を活用できるようにするなど、手続の簡便化に向けた取組が予定されていますので、確定申告でe-Tax を利用する場合には、マイナンバーカードを持っていたほうがベターでしょうね
マイナンバーカードの交付申請から市区町村が交付通知書を発送するまでは約1か月かかりますので、平成30年分以降の確定申告でより簡便に e-Tax を利用するためには、早めにマイナンバーカードの交付申請を予定しましょう
***編集後記***
平成31年1月からの「e-Tax利用の簡便化」については、これから最新情報が随時更新される予定です
・・・このブログ記事の内容は、投稿時点での法律や状況に基づいて記載しています。本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。・・・
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