ZOZOTOWNで試験的に実施されていた
送料自由という取り組み
1ヵ月限りの試みでした
送料自由を体験して
先日、久々にZOZOTOWNでお買い物をしたら
「送料自由」を試験的に実施していました
ZOZOTOWNの送料自由とは、商品を注文後、プルダウンメニューの選択画面から送料の金額(100円から1500円の100円単位)を自分で選択して、会計を済ます、というもの
「試験的実施」で、「予告なく変更・終了する場合がある」ということであり、「通販・EC業界初の前代未聞の試み」として話題性で「もと」が取れたら、スパッと別の方向へ向かうことを予想していたら…
案の定、昨日(2017年10月30日)発表されたのが、2017年11月1日から送料を一律200円にする、というアナウンスでした
試験的取り組みは1か月間
ZOZOTOWNの「送料自由」は、2017年10月1日から試験的に始まりました
「送料無料→送料自由」として「送料はお客様が自由にお決めください」で始まるメッセージとともに、「お客様のご都合やお気持ちに合わせご自由に設定ください」との説明がありました
紆余曲折がありながらも、それまでは購入代金4999円以上の場合、無料だったZOZOTOWNの送料
それを試験的に無料から3,000円の間で選べるようにしたのが、今回の取り組みでした
これを受けて、消費者はどのように反応したかというと、ZOZOTOWNが10月24日に公表した途中経過によると、消費者が選択した平均送料は96円(消費税込み)
無料を選択したのが、全体の43%だった、とのこと
「送料は無料が当たり前」という認識と「送料は有料であり、相当の負担をして当然」という認識が半々だったともとれますが、個人的には、ZOZOTOWN=送料無料のイメージが強過ぎたのではないかと思います
この途中経過(「送料自由」の利用状況)では、お届け先住所より算出した「都道府県別 平均送料ランキング」も公開されていて、興味深いですよ
一律200円はどう受け止められるか
明日11月1日正午から、一律200円にすると発表されたZOZOTOWNの送料
購入した商品の金額にかかわらず、一律200円の送料がかかるというのは、「送料は無料が当たり前」という層には受け入れがたいのではないでしょうか
同社は、有料に対する社会的認知を広げながら、100円程度の送料負担に近づけるよう物流全般の効率化や機械化を図っていくということですが、アパレル企業も自前のサイト運営に力をいれている現在では、同じ品を手に入れるのであれば、送料無料で買えるサイトを消費者が選ぶのは避けられません
特に、これまで送料無料を享受していた層がどのような反応を示すかが気になるところです
***編集後記***
今日は法務局へ
仮装した園児のお散歩の反対側では、クリスマスツリーのディスプレイの準備がスタートしていました
・・・このブログ記事の内容は、投稿時点での法律や状況に基づいて記載しています。本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。・・・
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