マイナンバーが国民に付されて約1年半
身分証明書として利用できる
マイナンバーカードはどれくらい普及しているのでしょうか
マイナンバーとは
マイナンバーとは、日本に住民票を有するすべての方(外国人の方も含まれます)が持つ12桁の番号です。
いまから約1年半前の2015年10月の第1月曜日である5日時点で住民票に記載されている住民に指定され、市区町村から住民票の住所に「通知カード」が簡易書留で郵送されました。
2015年10月5日時点以降に誕生した赤ちゃんについても、出生届を提出し、住民票登録がされた時点で、マイナンバーが付与されています。
マイナンバーは、原則として生涯同じ番号を使用、漏えいして不正に用いられるおそれがあると認められる場合を除いて、自由に変更することはできません。
マイナンナンバーカード
2015年秋に郵送された「通知カード」は、マイナンバーをお知らせするものです。
マイナンバーの確認はできますが、身分証明書として活用することはできません。
これに対して、「マイナンバーカード」は、マイナンバーの通知後、個人の申請により交付される顔写真入りのプラスチックカードです。
カードの表面には本人の顔写真と氏名、住所、生年月日と性別が記載され、カードの裏面にはマイナンバーが記載されています。
これにより、マイナンバーの確認と身元確認の両方が1枚で可能。
マイナンバーカードにあるICチップには、電子的に個人を認証する機能(電子証明書)を搭載、これを利用することにより、e-Tax などオンラインでの行政手続きが利用できます。
マイナンバーカードの普及率
平成28年分の所得税確定申告より、申告書にマイナンバーを記載、あわせて本人確認書類の提示又は写しの添付が必要となりました。
マイナンバーカードを持っていると、マイナンバーカードだけで本人確認(番号確認と身元確認)が可能、さらに自宅等から e-Tax で申告書を提出すれば、本人確認書類の提示又は写しの提出が不要、というメリットが強調されています。
では、全国民のうち、どれくらいの方がマインバーカードを作成したのでしょうか?
先月公表された、マイナンバーカードの市区町村別交付枚数によると、2017年3月8日現在でのマイナンバーカードの交付枚数は、およそ1070万枚。
日本の人口を約1億2,800万人とすると、人口に対する交付枚数率は8.4%。
意外と多いとみますか、少ないとみますか?
市区町村別の人口に対する交付枚数率も発表されていて、特別区や政令指定都市といった都会のほうが町村より普及している様子もわかります。
地元鎌倉市とお隣の逗子市が、マイナンバーカード交付率ベスト10(特別区&市)にランクインしているのを発見。
確かに、マイナンバーカード発行を促すポスターを市役所でみかけましたが、全国平均以上の申請があったのですね。
皆さんのお住いの市区町村はいかがですか?
マイナンバーカードの市区町村別交付枚数等の公表について(平成29年3月8日現在)
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