キャッシュカードによる口座振替登録がひろがっています
給与天引きではなく
郵送される納付書で納める
フリーランスの住民税の支払いにいかがでしょうか
ペイジー口座振替受付サービスとは
ペイジー口座振替受付サービスとは、各金融機関が提携している収納企業の口座振替の手続きが、届出印なしにキャッシュカードだけで行えるサービスです
たとえば、店頭で入会申込をしたクレジットカードや保険料の口座振替手続き
以前は、口座振替の申込書への記入や銀行届出印の捺印をするのが通常でした
しかし、ペイジー口座振替受付サービスであれば、店頭の専用端末へお持ちのキャッシュカードを通し暗証番号を入力することで、ペイジーのシステムを介して口座振替が即時承認され、口座振替の手続きを完了することができるようになっています
そして、このサービスは民間企業だけでなく、市区町村でも取り入れられています
手続きの舞台が、店頭から市区町村役場の窓口にかわるだけで、対象金融機関のキャッシュカードを専用の端末機に読み込ませ、暗証番号を入力することにより、税金や国民健康保険料などの口座振替の手続きが簡単に行えます
*お住いの自治体が、ペイジー口座振替受付サービスを開始しているかどうかは、市区町村のホームページなどでご確認ください
手続きの流れ
市区町村役場における、ペイジー口座振替受付サービスの手続きは以下のような流れです
- 口座振替申込書(ペイジー用)に住所氏名や振替したい種目などを記入する
- 運転免許証などで本人確認をする
- 専用端末機に対象金融機関のキャッシュカードを読み込ませ、暗証番号を入力する
- 端末機から出力された控えを受け取る
これだけで口座振替の登録が完了します
手続に必要なものは、
- 申し込みを希望する金融機関のキャッシュカード(手続き時に暗証番号の入力が必要)
- 口座名義人の本人確認できるもの(保険証・運転免許証など)
- 市区町村から送付された通知書・納付書など(通知書番号などがわかればよい)
この手続きによる口座振替の開始時期は、市区町村によって様々です
早いものであれば、振替開始月の10日までに申込めば月末の振替に間に合うようですが、申込日の月末以降に到来する納期から振替が開始されるケースが多いようです
注意点やメリット/デメリット
簡単に手続きができるように思えるペイジー口座振替ですが、以下のような注意点があります
- この方法で手続きができるのは、口座名義人本人のみである
- 法人カード、代理人カード、生体認証カードなど、一部取り扱いできないカードがある
- 利用可能金融機関が限定されている(大手銀行他、その土地のローカル銀行・信金など)
メリットは、
- 従来の口座振替申込書に口座番号などを記入しなくてよい
- 通帳印を押さなくてよい(押し間違い、印章の欠け薄れを心配しなくてよい)
- 記入した口座振替申込書を役所に提出、又は郵送する手間が省ける
- 口座振替の即時承認により、迅速かつ確実に口座振替をスタートできる(書類の不備を心配しなくてよい)
逆に、いまひとつなのは、
- 市区町村の税務課窓口に足を運ばなくてはならない(しかも平日日中)
- 窓口で申込書を記入しなくてはならない(手続きは端末で済むのに)
- 口座名義人本人が手続きをしなくてはならない
- 利用できないカード・金融機関がある
という点です
実は、今年度から住民税(市県民税)の納付を口座振替にしようと、当地の市役所税務課窓口にてペイジー口座振替の手続きにいきましたが、持参した銀行キャッシュカードの読み込みが何故かできず、口座振替の手続きが完了しませんでした
作成してから年数の経っているカードだから?磁気が弱まっている?原因もわからないため、ペイジー口座振替は今回は諦めました
(従来の口座番号や通帳届出印を捺印する複写の申込書を頂き、そちらをすすめられました(>_<))
***編集後記***
ペイジーとは、Pay-easy
わたしの場合はeasyに手続きできなかったけれど、税金だけでなく国民健康保険料・後期高齢者医療保険料などの支払いにも利用できると便利です
・・・このブログ記事の内容は、投稿時点での法律や状況に基づいて記載しています。本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。・・・
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