第67回税理士試験がスタート
天候を気にしながらの第1日目の受験
お疲れさまでした
これから受験する方は力を出しきることを願ってます
税理士試験1日目終了
第67回税理士試験の1日目が終わりました。
例年通りの暑い中、そして今年は台風の行方を気にしながらの受験で大変だったと思います。
ブログ仲間から税理士受験生へエールを送る文章を、この1ヵ月、いくつも読み、大いに賛同しました。
母さん税理士鈴木さんの「絶対に試験を受けましょう!」というアドバイスには深く同意、受けなければ合格できません。
税理士試験まで3週間、大切なことは体調管理と最後までコツコツと!|鈴木麻紗子税理士事務所
クラウド会計専門の女性税理士戸村さんの「受かること自体が目標になってもいいのでは」というメッセージでは、スタート地点に立つことが大事という視点を大いに支持。
税理士試験受験時代と合格後の違い ゴールの設定|Jewelry ∞ Life
ブログの先輩・綾野さんの本日のブログ「会場には必ず着こう!」も、本当にそれが大事!と、賛同の拍手を送りたくなりました。
試験にすべらないための話 会場には必ず着こう!|makings of 216
わたしも税理士試験については時折ブログに書いてきましたが、法人税法、相続税法、所得税法という国税三法の受験前日に、本試験について思い出したことを綴ろうと思います。
アウトプットが肝心
所得税に合格したときの本試験でのはなしです。
理論の第1問が、いわゆる専門学校の理論集からは解答できない問題でした。
試験が開始して、受験生全員が問題用紙の表紙をめくった瞬間、教室の空気が凍り付くほどの意外な問い。
受験生の悲鳴が束になって聞こえてきそうな瞬間でした(大袈裟すぎ?)。
わたしも例外なく、途方にくれましたが、その時、専門学校の最終講義での講師の先生の声を思い出しました。
「本試験は今期一番難しい問題です」
皆にとって難しい問題、しかも第1問。
ここで心を挫いてしまってはいけません。
正確な問題文を覚えていませんが、有限責任事業組合の課税関係を問う問題でした。
(税理士の林さんは、過去の解答速報を今でも所有されていて素晴らしいです!
税理士試験の合格までの道のり|YSK Consulting 林義章税理士事務所
わたしはさっさと処分してしまいました…)
理論問題の解答としての対策はしていませんが、計算問題なら解けるレベルの理解はあります。
理論集に載っていない、この問いなら、計算の知識をベースにして文章にすれば、合格ラインに到達するのではと思い、気を取り直します。
時間をかけ過ぎないように注意しながら、作文ベースで解答しました。
当時、専門学校の講義や板書では、有限責任事業組合をLLPと称していました。
一瞬迷いましたが、「有限責任事業組合」と答案に何度も書くのは、時間がかかるので、
「以下、有限責任事業組合をLLP(Limited Liability Partnership)という」
と最初に定義して、時間短縮をはかりました。
もともと私は、TTP(環太平洋戦略的経済連携協定)やLCC(格安航空会社)というアルファベットの羅列を覚えるのが苦手で、TTPだったらTrans-Pacific Partnership、LCCだったら、Low-Cost Carrierの頭文字なんだと理解してやっと頭にはいるタイプです。
LLP(有限責任事業組合)が所得税の計算テキストででてきたときも、アルファベット3文字がなかなか覚えられず、LLPがLimited Liability Partnership の略であると知って、ようやくLLPと正しく書けるようになっていたのです。
「居住者甲」「非居住者乙」という文体の税理士試験の答案用紙に、英単語を書くことになるとは思いもせず、こんな受験生わたしだけだろうな…と躊躇しつつも、知っていることは全部アウトプットするという強い気持ちで臨んだからこその出来事でした。
あきらめたら試合終了
勉強して理解したこと、知ったことも、アウトプットしなければ、外には伝わりません。
税理士試験でいえば、本試験の答案用紙に書いてこなければなりません。
限られた試験時間ですが、これまでの勉強の成果を最大限にアウトプットできますように!
税理士の内田さんも書いていらっしゃいましたが、「諦めたらそこで試合終了」という有名なフレーズがあります。
【税理士試験】受ければ大逆転できるかも?ヤマを張ってでも受験する|ディズニー好きなイクメン税理士
税理士試験本番では一瞬も諦めず、頑張って臨んでください!
・・・このブログ記事の内容は、投稿時点での法律や状況に基づいて記載しています。本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。・・・
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