最新のマイナンバーカードの交付状況によると
人口に対する交付枚数率は1割を超えました
全体の普及率はまだまだですが
シニア男性を中心に普及していることがうかがえます
マイナンバーカードの交付状況
地方自治体を中心に、マイナンバー制度やマイナンバーカードについて周知・広報が展開されています
マイナンバーカードの利活用の推進や取得促進キャンペーンが実施されて、マイナンバーカードの普及につながっているのでしょうか?
当ブログでは、2017年3月時点の交付状況、2017年5月時点の交付状況をお伝えしました
その後も、マイナンバーカードの交付状況が総務省から定期的に発表されています
マイナンバーカード取得促進キャンペーンの効果があってか、人口に対する交付枚数率は徐々にあがっています
徐々にひろまり1割超え
マイナンバーカードの交付状況は、2017年では3月、5月、8月、12月と4回発表されています
一番最初に発表された2017年3月時点での人口に対する交付枚数率は8.4%でしたが、同年12月時点で10.2%となり、1割を超えました
そして、今年2018年3月1日現在では、交付枚数は1360万枚を超え、人口に対する交付枚数率は10.7%と発表されています(これが最新の数字です)
すこしずつ交付枚数が増えているとはいえ、交付開始前に政府が掲げた目標交付枚数には全く近づいていません
マイナンバーカードの利便性を感じる機会がすくないのが原因でしょうか?
私自身は昨年マイナンバーカードを取得しましたが、お役所系や金融機関系の出先で提示機会があると、持っていて良かったなと思います
本人限定受取郵便の受け取り時に提示するのも、いまやマイナンバーカードです
運転免許証も持っていますが、本人確認書類として使用するのは本来の目的ではないような気がして…
世代による差が大きい
興味深いのは、たとえ幅広い世代・対象に向けた周知・広報をしていても、世代によって反応が異なること
マイナンバーカードは、年代により交付率がかなり異なります
マイナンバーカードの所有率が高いのは、ずばり、シニア男性
最新のマイナンバーカード交付状況(2018年3月1日時点)によると、70代、80代の男性の交付率だけ2割を超えています
一方、50歳未満の交付率は、男女ともに1割にも達していません
今後マイナンバーカードの普及率をあげるのであれば、若者やミドルが取得しやすいような仕掛けが必須です
子育て世代をターゲットにするなら、ショッピングセンターや公園で子供を遊ばせながら申請や受取りができる機会がほしいですね
***編集後記***
マイナンバーカードを利用して、コンビニエンスストアで住民票の写しや印鑑登録証明書を取得できるサービスは、平日昼間に役所にいけない現役世代に便利です
その入り口となるマイナンバーカードの取得(受取り)も役所に行かずに済むようになってほしいものです
・・・このブログ記事の内容は、投稿時点での法律や状況に基づいて記載しています。本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。・・・
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