シューズデザイナーの故高田喜佐さんが手がけた靴のブランド「KISSA」
高田さんが亡くなり、ブランドは一時休止、2012年には生産も終了
しかし、ファンのリクエストや周囲の強い想いでリバイバルされました
商店街の靴屋さんでみつけて
KISSAの靴に初めて出会ったのはもう10年以上も前。
商店街の靴屋さんでみつけました。
歩きやすく、カジュアルだけど、ブラックならそこそこフォーマルで、行く場所を選ばない。
とても履きやすいので、同ブランドの違うデザインのシューズを試し始めたことで、この靴が日本のシューズデザインの第一人者、高田喜佐さんの作品であることを知りました。
高田喜佐さんは、多摩美術大学を卒業後、1966年に靴ブランド「KISSA」を設立。
日本の女性靴にデザインの概念を持ち込んだと評価され、以後、靴デザイナーの草分けとして活躍されます。
喜佐さんは靴や着物に関するエッセーなど著書もいくつかあり、文才も光ります。それもそのはず、喜佐さんのお母様は詩人の高田敏子さん、「入道雲にのって 夏休みはいってしまった」で始まる詩が小学校の教科書にも載っていて有名です。
ファンの気持ちがよくわかる
現在販売されているのは「KISSA SPORT(キサスポーツ)」といって、高田喜佐さんが手がけた大人のためのファッションズックブランド。
その布とゴム底を組み合わせて生まれる「機能美と遊び心が融合したデザイン」は、多くのファンに愛されています。
ゴムやズック素材は、色が自由に選べたり、加工がしやすかったり、価格的にも求めやすい、といって喜佐さんが楽しんで使用していたといいます。
履いてみると、足のかたちをきれいに見せてくれるデザイン、ゴム底ならではの安定感と程よいヒールの高さが魅力的。コツンコツンと足音が響かないところもいいですね。
なくなっては困る!というファンの気持ちがとてもわかります。
久々に手に入れました
最初に「KISSA」の靴を手に入れた商店街の靴屋さんはその後店じまい。
それからは、ネットで定番タイプを購入していましたが、数年前にとうとう生産終了。
生産終了時に購入したシューズも履き古して処分していたところ…
リバイバルして販売されているのを知りました。
「喜佐さんの靴を続けて欲しい」という関係者やファンの想いがかない、どうやら静岡の靴メーカーが生産・販売を手掛けているよう。
ファンにはうれしい限りです。
今回購入したのは、喜佐さんのエッセイに「一本ベルトの靴」として登場する、幅広ゴムのストラップシューズ。
幅広のゴムだから安定感があり、とても歩きやすく、オールブラックなのでどんな場でも浮きません。程よいヒールで、背筋を伸ばして自然と前に足が出そうです。
箱がすごくビビッドなカラーになっていてビックリ!
カタログも同封されていてファンには嬉しい…
新生 KISSA SPORT 、応援してます。
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