紅葉シーズンの鎌倉、観光混雑マップを参考に

鎌倉市内の紅葉シーズンの混雑を

「見える化」した混雑マップが公表されています

位置情報等を利用した最新の技術による

時間・空間的な混雑の分析を観光プランづくりの参考にしましょう

交通渋滞についてのアナウンス

春や秋の連休には、交通渋滞が予想される鎌倉

鎌倉観光には、公共交通機関を利用したり、ピーク時の移動を避けるなど、渋滞発生防止がよびかけられています

とくに、11月後半の3連休は、紅葉期でもあることから激しい混雑が予想されています

今年の鎌倉の紅葉は、秋に本州を縦断した台風の影響で、すでに落葉してしまっているものが多く、例年と異なる色付きが予想されていることは先日お伝えしました

それでも、場所によって例年通り紅葉を期待できる寺社もあります

鎌倉市観光協会などのホームページでエリアや寺社ごとの最新情報をチェックしてみてください

これまで、春や秋の連休時などには、交通渋滞に関して鎌倉市より「昨年の渋滞データ」が提供され、渋滞の発生を防止する取組が行われてきました

昨年の渋滞データとは、昨年の同時期同曜日における日本道路交通情報センター提供による渋滞混雑情報を、市内の主要道路上に、渋滞（赤色）、混雑（黄色）で示したマップです

【鎌倉市ホームページ】から引用

このマップは、8時‐10時、10時‐12時、12時‐14時、14時‐16時、18時‐20時ごとに作成されていることから、どの時間帯にどの辺りが渋滞するのかがわかるようになっています

ただし、渋滞情報を取得できる区間が限られていることもあり、渋滞表示がない区間であっても、必ずしも現地で渋滞が発生していなかったことを示すものではなかったのも事実です

2017年9月、国土交通省は鎌倉市を「観光交通イノベーション地域」に選定しました

この選定をうけたことで、新たなICT・AI技術の活用に向けて技術公募が行われ、「人・車の流動を分析する技術等」を活用して、昨年度の紅葉期の観光混雑を「見える化」したものがこの度、完成し、国土交通省から公表されました

これは、紅葉期の鎌倉の主な観光スポットの時間・空間的な混雑をスマートフォンによる位置情報を用いた総合的人流解析技術を利用して分析したもので、「紅葉期の鎌倉の観光混雑マップ」としてMP４ファイルなどで提供されています

国土交通省【紅葉期の鎌倉の観光混雑マップ】

これによると、北鎌倉周辺は午前から昼頃にかけて混雑、鶴岡八幡宮や長谷寺周辺は午後に混雑が集中していることがわかりました

動画のように時系列で流れる「鎌倉地域のヒートマップ」は、2017年11月休日の朝8時から夜20時までのエリアごとの滞留人口数を表現していて、興味深い仕上がりです

実証実験による成果を、紅葉期の観光プラン作りに役立ててください

＊＊＊編集後記＊＊＊

この連休は海外あてのクリスマスカードを書こうとおもいます

日本を旅する小さなサンタ、MINI SANTAシリーズはいつみても可愛い

・・・このブログ記事の内容は、投稿時点での法律や状況に基づいて記載しています。本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。・・・

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