国税庁「確定申告書等作成コーナー」で確定申告書を作成し
「ID・パスワード方式」により e-Tax で申告書を送信するには
税務署などで発行される「ID・パスワード」が必要となります
この「ID・パスワード」の出張発行が2019年11月も予定されています
e-Tax で申告書を送信するには2つの方法があります
国税庁の「確定申告書等作成コーナー」で申告書を作成し、e-Tax で申告書を送信する場合、平成30年分の確定申告から、
- 「マイナンバーカード方式」
- 「ID・パスワード方式」
のいずれかの選択ができるようになりました
「マイナンバーカード方式」とは、マイナンバーカードとICカードリーダライタを利用してe-Tax で申告書を送信するものです
ICカードリーダライタの代わりに、マイナンバーカード対応のスマートフォンでも利用できます
一方、「ID・パスワード方式」とは、マイナンバーカードやICカードリードライタをお持ちでない方でも、ID・パスワード方式に対応した①ID(利用者識別番号)と②パスワード(暗証番号)を利用して、国税庁ホームページの「確定申告書等作成コーナー」で作成した申告書をe-Tax により送信する方法です
「ID・パスワード方式」は、スマートフォンやタブレット端末利用の方がe-Tax により送信する場合にも利用できます
出張発行の日程が公表されています(東京・神奈川・山梨)
手軽な「ID・パスワード方式」ですが、その利用には、税務署等で職員と対面による本人確認を行った後に発行された、「ID・パスワード方式の届出完了通知」が必要です
「ID・パスワード方式の届出完了通知」を持っていない場合で、その発行を希望する方は、通常は、運転免許証などの本人確認書類を持参して、税務署に足を運ぶ必要があります
ところが、年明けの確定申告期を前に「ID・パスワード」の出張発行が、税務署外のいくつかの場所で予定されています
ID・パスワードの出張発行は、商業施設の入口などで昨秋も見かけました
2019年秋も同じように行われるようです
<ID・パスワードの出張発行の日程>(東京・神奈川・山梨エリア)
平日昼間に税務署に行けない方、税務署が遠い方などは、利用してみるのもよいでしょう
出張発行での注意点
e-Tax に必要なID・パスワードの発行は、代理の方では手続できません
運転免許証や健康保険証などの本人確認書類を持参して、本人が発行をうける手続きをします
また、e-Tax を使用するために必要な「利用者識別番号(ID)」をすでにお持ちの方は、その「利用者識別番号(ID)」のわかる書類を持参しましょう
なお、2018年1月以降、確定申告会場などで「ID・パスワード方式の届出完了通知」を受け取られた方は、すでにID・パスワード方式に対応したIDをお持ちですので、お手元の申告書等の控えを確認してみましょう
***編集後記***
週末はインフルエンザの予防接種をうけました
予防接種専用時間が設けられていたので良かったです
・・・このブログ記事の内容は、投稿時点での法律や状況に基づいて記載しています。本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。・・・
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