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作成途中の申告書に 追加でマイナポータル連携を行う方法

国税庁の確定申告書等作成コーナーで

所得税の確定申告書を作成途中の申告書に

追加でマイナポータル連携を行うにはどうしたらよいのでしょうか

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確定申告書等作成コーナーとは

国税庁の「確定申告書等作成コーナー」は、

画面の案内にしたがって金額等を入力することにより、

所得税等の申告書の作成や e-Tax による送信(提出)ができます

 

また、マイナンバーカードを利用してe-Tax で確定申告書を提出する場合には

マイナポータル経由で

給与や年金の源泉徴収票や、控除証明書等のデータを一括取得し、

申告書の該当科目へ自動入力できる「マイナポータル連携」を利用すると便利です

 

確定申告書等作成コーナー」は、自動計算され、

マイナポータル連携」は該当科目へ自動入力されるので

これらを利用すると、計算誤りや記入誤りを防ぐことができます

 

追加でマイナポータル連携を行う方法

確定申告書等作成コーナー」の便利な点として、

過去の年分の保存データを読み込んで

新規に申告書等を作成することができたり、

作成途中でいったんデータを保存し、後日、保存したデータを読み込んで

作成を再開することができるところが挙げられるでしょう

 

データを保存しながら確定申告書を作成していると、途中で

マイナポータル連携で情報を取得できることに気づき、

そちらから読込を行ったほうが素早く必要な情報を取得できる場合があります

 

このような作成途中の申告書に

追加でマイナポータル連携を行いたい場合

下記のように、いったん作成途中の申告書を保存して

保存データ利用の際に「作成再開」でなく「提出方法の変更」を選ぶことで

再度マイナポータルに連携することができます

 

【再度マイナポータルと連携し追加で情報を取得する方法】

  1. 申告書作成の各画面の下部にある「ここまでの入力内容を保存」をクリック
  2. 入力データをダウンロードする」をクリックし、作成途中の申告書を保存
  3. 作成途中の申告書データを保存し終えたら、作成コーナーのトップ画面にアクセスし、「保存データを利用して作成」をクリック
  4. 途中で保存したデータを利用する」のうち「提出方法の変更」をクリック
  5. 提出方法や作成する申告書等の選択画面で、作成する申告書等(所得税など)を選択し、マイナポータル連携を行い、追加で情報を取得したい場合は「マイナポータルと連携する」を選択します
  6. 画面の案内に従って、マイナンバーカードの読み取りなどを行い、e-Tax にログインすると、保存データの読込画面が表示されますので、上記「2」で保存した申告書データを選択し、保存データ読込」をクリックします
  7. このあと「マイナポータル連携」の画面となり、追加で取得したい情報について「取得する」を選択し、追加で情報の取得を行うことができます

 

この場合、すでにマイナポータル連携で取得している情報を

重複して取得しないよう注意が必要です

 

再度マイナポータルと連携し追加で情報を取得する」場合については、

確定申告書等作成コーナーの「保存データ利用方法の選択」画面で

赤字で記載されています

 

 

ただ、すでに作成中で追加で情報を取得する場合

どうしても「作成再開」に目がいってしまうので気づきにくいようです

 

【確定申告書等コーナー】マイナポータル連携やxmlデータの読込を行う方法はこちら

 

***Something NEW***

特定の基金に対する負担金等の必要経費算入に関する明細書

 

 

 

 


・・・このブログ記事の内容は、投稿時点での法律や状況に基づいて記載しています。本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。・・・

このブログを書いた税理士 小柳志保のプロフィール

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神奈川県鎌倉市で相続を得意とする女性税理士(横浜家庭裁判所 成年後見人等推薦者名簿登載者)が、お客様の負担をできるだけ軽減するため相続税の申告から相続にまつわる各種お手続きなどをサポートしております

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