自治体による終活支援がひろがっています
鎌倉市でも2018年より
「鎌倉市マイエンディングノート」の配布がはじまり
2019年版の配布も行われています
鎌倉市マイエンディングノートの配布
社会が長寿化、高齢者の単身世帯が増加していることなどもあり、市民の「終活」を支援する自治体が全国的に増えてきています
自治体が行う終活支援で多いのは、いわゆるエンディングノートの配布です
鎌倉市でも、人生の最期に向けて、自身の気持ちや考えを整理し、残される家族や友人に思いを伝えることができるよう「鎌倉市エンディングノート」を2018年から配布しています
対象となるのは、鎌倉市内在住のおおむね65歳以上の方
配布場所は、鎌倉市役所内高齢者いきいき課、鎌倉市内の各支所・地域包括支援センター・老人福祉センター、鎌倉市社会福祉協議会です
配布部数6,000部は、なくなり次第終了となります
マイエンディングノートの構成
現在配布されているエンディングノートは「2019年度 鎌倉市マイエンディングノート」です
2018年に配布された「平成30年度 鎌倉市マイエンディングノート」と構成は変更されていません
「もくじ」はつぎの通りで、
- 第1章 わたしのこと
- 第2章 もしもの時は
- 第3章 エンディング
- 第4章 大切な人たち
- 第5章 財産について
- 第6章 鎌倉市の相談・窓口
エンディングノート部分は全部で18ページです(一面広告はページ数に含みません)
内容はかわっていません
「平成30年度」と「2019年度」では、一面広告の広告主がすこし入れ替わっているだけで、エンディングノートの内容自体に変わりはありません
「2019年度」版には、「マチレット」というロゴマークが表紙に加わっています
「マチレット」とは、冊子の広告枠の売上で冊子発行経費を賄い、自治体の費用負担なしで発行できる住民向け情報冊子をいうようです
こんなビジネスもあるんですね
毎年おもうのは、「第5章 財産について」のスペースや項目がもうすこし多くてもいいなということです(2019年度版は15、16ページの2ページ分)
ページも出来れば見開きだと、書きやすく、見やすいでしょう
エンディングノートを手に取ったら、まずは書きやすい、好きなページから気軽に書き始めてみましょう
記入がすすんでも、定期的に振り返ることが大切ですので、「平成30年度」版を書いた方でも、あらためて「2019年度」版に書き直してみると気づきがあるかもしれません
記入したら、ノートの保管場所などを家族や知人に知らせておくことも大切です
なお、こうしたエンディングノートには、法的効力はありません
法的効力を求める場合は、遺言書の作成が必要です
***編集後記***
晴れているのにパラパラと降ってきたり、急に暑くなったりと、困った天気です
ジメジメも深刻で、いまさらながら除湿器が欲しくなったりと迷走してます
・・・このブログ記事の内容は、投稿時点での法律や状況に基づいて記載しています。本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。・・・
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