平成29年度の雇用保険料率の引き下げが決まりました
失業等給付の保険料率は
労働者・事業主負担ともに0.1%ずつ引き下がります
本日国会で改正法案が成立
「雇用保険等の一部を改正する法律案」が本日平成29年3月31日に国会で成立しました。
この法案は、平成29年度からの雇用保険料率の引き下げなどを盛り込んだものです。
雇用保険料は、労使で負担しており、失業給付などの財源になっています。
平成29年度は、一般の事業の場合、労働者・事業主負担共に0.1%ずつ引き下げられ、企業と従業員にとっては負担減となります。
平成29年度の雇用保険料率
本日確定した平成29年度の雇用保険料率をまとめました。
上記の表のとおり、平成29年4月1日付けで改定となる内容は以下の通りです。
- 一般の事業の保険料率は、1.1%から0.9%へ
- 農林水産・清酒製造の事業の保険料率は、1.3%から1.1%へ
- 建設の事業の保険料率は、1.4%から1.2%へ
こちらからも確認できます。
平成29年4月1日から適用です
給与計算のうえで用いるのは、失業等給付の保険料率のうち労働者負担分です。
事業の種類にかかわらず、0.1%ずつ引き下がっています。
こちらは平成29年4月1日から適用します。
給与計算ソフトを利用している方はアップデートを、エクセル等で計算されている方は料率の変更をお忘れなく。
※※※ 編集後記 ※※※
先日、防災頭巾や防災ヘルメットについてブログに記しました。
衆議院の本会議場の議員席の下に用意されていた防災頭巾が、より強度の高い折畳式防災ヘルメットの配備へと最近変更になっていたんですね。
昨日の衆議院の本会議の後に行われたヘルメット着用訓練の報道をみて知りました。
地震への備えを充実させるため、安全性の高い折畳式防災ヘルメットが採用されたようです。防災頭巾から防災ヘルメットへと流れがかわっているのでしょうか。
・・・このブログ記事の内容は、投稿時点での法律や状況に基づいて記載しています。本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。・・・
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