2次元バーコード読取機能の拡大や
所得税申告書の閲覧サービスの提供開始(2022年5月対応予定)により
マイナンバーカードを使った e-Tax利用がひろがりそうです
ICカードリードライタがなくとも
パソコンを利用して国税庁確定申告書等作成コーナーにて作成した確定申告書を
「マイナンバー方式」によりe-Tax で提出するためには、
「マイナンバーカード」と「ICカードリーダライタ」が必要です(2021年10月現在)
「ICカードリーダライタ」とは、マイナンバーカードの電子証明書を読み込むために必要となるもので、家電販売店などで販売しているものです
安いもので1台2,000円弱から4,000円程度の購入費用がかかることもあり、
カードリードライタを持っていないために、
税務署で発行された「ID・パスワード方式」の届出完了通知を利用してe-Taxを利用していたり、
印刷して紙で税務署へ申告書を提出していた方も多くいらっしゃるでしょう
この度、国税庁は、2022年より、ICカードリードライタに代わり
マイナンバーカード読み取り対応のスマートフォンを利用して
パソコンの国税庁確定申告書等作成コーナーで作成した確定申告書を
e-Tax (マイナンバー方式)で提出できるようになることを公表しました
2次元バーコード読取とその導入状況
これまでパソコンの確定申告書等作成コーナーなどで、
マイナンバーカードを読み取る際には「ICカードリーダライタ」が必要でした
しかし、2022年1月にはマイナンバーカード読取対応のスマートフォンを
ICカードリーダライタの代わりとして利用することができるようになる予定です
この「スマートフォンとパソコンの連携(接続)」は、つぎのような順番で可能になります
- パソコンの画面上に2次元バーコードが表示される
- スマートフォンにインストールした「マイナポータルアプリ」で、パソコンに表示された2次元バーコードを読み込む
- マイナンバーカードをスマートフォンで読み取る
- パソコンの画面に「読み取り完了」と表示される
「2次元バーコード読取」は、
- e-Taxソフト(SP版)
- 確定申告書等作成コーナー(タブレット利用)
- e-Taxソフト(WEB版)
にて、すでに対応済みでしたが、
- 確定申告書等作成コーナー(パソコン利用)
- 国税電子申告・納税システム(e-Tax)受付システム
でも、2022年1月より利用できるようになります
所得税申告書の閲覧サービスの提供(2022年5月対応予定)
詳しいことはまだ公表されていませんが、2022年5月以降
パソコン・スマートフォンからマイナンバーカードを使って
所得税申告書の閲覧が可能となる予定であることも公表されました
閲覧サービスの対象となるのは、
令和2(2020)年分以降の所得税申告書(過去3年分)で、
紙で提出された所得税申告書も対象となるということです
e-Taxソフト(WEB版) 又は、e-Taxソフト(SP版) から
「閲覧申請書」を作成・送信した後、送信先の税務署での処理が完了すると、
所得税申告書データ(PDF形式)が申請者のメッセージボックスへ格納されるということです
***Something NEW***
Godiva フラッペマカロン マックカフェ
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