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消費税率引き上げ後の料金や運賃について考えてみる

2019年10月1日からの消費税率引き上げに伴い

各種手数料や運賃などの料金改定が

明らかになっています

日常支払う料金や運賃がどう変わるか知っておきたいですね

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消費税率引き上げに伴う料金改定

2019年10月1日からの消費税率引き上げにともない、各種手数料や運賃などの料金改定の内容が明らかになっています

消費税率が8%から10%に引き上げられることから、2%分の消費税が上乗せされた改定後の手数料等の額を早々と公表しているのは、三菱UFJ銀行です

三菱UFJ銀行が2019年8月1日に発表した「消費税率引き上げにともなう手数料等改定のお知らせ」をみていると、消費税率10%となる改定後の手数料は10円単位、5円単位となり、これまでの1円単位の手数料からみると、スッキリ感じられます

消費税率引き上げにともなう手数料等改定のお知らせ

 

鉄道などの運賃

鉄道各社の多くは、消費税率が8%から10%に引き上げられることに伴い、2019年7月より、運賃などの改定を国土交通大臣に認可申請しています

国土交通省は、鉄道各社に、値上げ幅を増税分の範囲内に収めるよう求めていて、今回の認可申請での、値上げの割合を示す平均改定率はJR東日本JR東海1.852%です

これが認可された場合、山手線の初乗りでいえば、ICカード使用時、133円だったのが136円になります

ところが、同じ山手線の初乗りでも、10円単位の「きっぷ」の運賃は140円のまま変わらない予定です

これは、消費税率引上げ分をより正確に運賃に反映する「1円単位運賃」であるIC運賃に対して、10円単位の「きっぷ」運賃の場合、端数については、山手線内などでは「切り上げ」、その他の区間では「四捨五入」するという計算方法をとっているためです

 

このように、1円単位のIC運賃を採用せず、10円単位で運賃の認可申請をしている鉄道会社の場合、消費税率が10%に引き上げられても、運賃が改定せず現行のままという区間もあります

気になる場合は、普段利用している鉄道会社のホームページなどをご覧になってみてください

 

みずほ銀行手数料改定の謎

消費税率引き上げに伴う料金改定からは離れますが、各銀行の手数料関連のお知らせを見比べていて目を引いたのが、みずほ銀行の「為替・預金・外為関連手数料の一部改定について」というお知らせです

このお知らせは、みずほ銀行の為替や預金、外為関連の各種手数料の改定を周知するもので、消費税率引き上げに伴う料金改定とは別に、

  • 2019年10月1日~ 窓口両替手数料、金種指定払戻手数料、両替機利用手数料改定
  • 2019年11月1日~ 窓口での振込手数料、残高証明書発行手数料などの改定(値上げ)
  • 2020年1月6日~ 法人の外為関連送金手数料の改定(値上げ)

が予定されています

みずほ銀行では、2019年10月1日から窓口や両替機利用の両替手数料が11枚以上で有料となる他、11月1日以降は窓口での振込手数料や残高証明書発行手数料が値上げ、2020年1月6日以降はインターネットバンク利用以外の法人による海外送金の手数料が大幅に値上げされる予定です

普段ネットバンクを利用していて銀行窓口の利用がなければ、あまり影響がなさそうですが、外為関連送金手数料の引き上げ幅はかなり大きいので(4,000円→7,000円など)、関係がありそうな法人は早めに対策したほうがよいでしょう

 

***編集後記***

今日は、お墓参りなどへ

お休みのお店が多かったり、平日限定のランチセットが今週はなかったりなど、平日だけど、お盆休みを実感する一日でした


・・・このブログ記事の内容は、投稿時点での法律や状況に基づいて記載しています。本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。・・・

このブログを書いた税理士 小柳志保のプロフィール

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神奈川県鎌倉市で相続を得意とする女性税理士(横浜家庭裁判所 成年後見人等推薦者名簿登載者)が、お客様の負担をできるだけ軽減するため相続税の申告から相続にまつわる各種お手続きなどをサポートしております

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