不動産の売買や税金のことで
土地の値段を調べたいと思ったら
全国地価マップというサイトが便利です
土地の値段を調べたいとき
住んでいる土地や気になるエリアの地価、実家の土地がいくらくらいなのかなど、土地の値段が気になったら、全国地価マップというサイトが便利です
固定資産税や相続税など、税金に関係する地価を知りたいときも便利です
全国地価マップでは、つぎの4つの公的土地評価情報をみることができます
- 固定資産税路線価等
- 相続税路線価等
- 地価公示価格
- 都道府県地価調査価格
固定資産税路線価とは、街路に沿接する標準的な土地の単位地積(1㎡)当たりの価格です
この路線価に各土地の形状等に応じた補正率(画地補正率)を乗じて単位地積当たり価額を求め、これに地積を乗じることで、固定資産税評価額を算出しています
土地・家屋の固定資産税評価額については3年に1度「評価替え」が実施されており、この評価替えの年度を「基準年度」といい、平成30年は基準年度の年です
固定資産税評価額は、基準年度の評価額が次年度および次々年度にそのまま引き継がれるのが原則です
相続税路線価は、相続税や贈与税を算定する際に基準となる、宅地が面する道路に設定された標準的な価格をいいます
毎年1月1日時点の評価を基に公示価格の70~80%を目標に決定され、7月に国税庁が公表します
相続税や贈与税の対象となる土地の評価額は、その土地が接する道路の相続税路線価に土地の面積を掛け、さらに土地の状況による補正(加算・減算)を行って算出します
地価公示価格は国土交通省が、その年の1月1日時点のデータを基に、全国の土地価格の目安として毎年3月下旬に発表するものです
多くの方は、土地の値段といえば、この年に一回の発表を思いだすのではないでしょうか
不動産投資や土地の購入・売却、家賃の目安として最も一般的なものです
都道府県地価調査価格とは、国土利用計画法に基づき、各都道府県が調査・公表している毎年7月1日時点における調査地点の正常価格をいいます
全国地価マップの特長
土地には、様々な異なる価格があります
主なものとしては、実勢価格(売買取引時価)、地価公示価格、固定資産税評価額、相続税評価額があります
全国地価マップでは、このうちの3つ、地価公示価格、固定資産税評価額と相続税評価額の基礎となる数字を確認できます
多くの方にとって気になる公示価格をチェックするのであれば、地価公示価格チェッカーも使いやすく、路線価目安もそこで簡単に確認できます
しかし、地価公示価格チェッカーで調べている地点の路線価を地図から確認するとなると、地価公示価格チェッカーから全国地価マップへ飛んで路線価を地図上でみることになります
少々マニアックかもしれませんが、全国地価マップでは、固定資産税路線価等、相続税路線価等、地価公示価格等がそれぞれ過去4年分ワンクリックでみることができるのは便利です
平成30年の公示価格発表日は明日
地価公示価格は国土交通省が、その年の1月1日時点のデータを基に、全国の土地価格の目安として毎年3月下旬に発表しています
平成29年の公示価格は、平成29年3月22日に公開されました
平成30年はまだなのかな、と思ったら、明日(平成30年3月27日)概要が報道されるようです(翌日3月28日に国土交通省のデータベースでの最新情報が更新)
地価の動向だけでなく、その後の固定資産税の評価替えも今年は気になります
***編集後記***
DIYを始めました(今日はペンキ塗り)
いろいろ調べていると個人の方のリノベーションのブログがすごく参考になります
このブログも、個人の、税金ナニそれ?って方の役に立てればいいなと思います
・・・このブログ記事の内容は、投稿時点での法律や状況に基づいて記載しています。本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。・・・
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