マイナンバーカードを利用して住民票の写しや印鑑登録証明書を
コンビニエンスストア等のマルチコピー機から取得できるサービス
便利ですが市区町村の窓口で交付される用紙とは異なります
コンビニ交付を利用して
先日ブログでかいた、マイナンバーカードを利用して住民票の写しや印鑑登録証明書などをコンビニで取得する「コンビニ交付」
早速、日曜日にコンビニエンスストアのマルチコピー機で印鑑登録証明書を取得してきました
普段なら、市役所などの窓口に、印鑑登録したときに交付された印鑑登録証を持参し、証明書請求用紙に住所・氏名・生年月日を記入して、印鑑登録証明書を取得します
それが、コンビニのコピー機にマイナンバーカードを載せ、あとはコピー機のボタンを押すだけで、印鑑登録証明書がコピー機からするすると発行されましたよ
これまでの印鑑登録証はもう必要ない?と思うくらい、簡単に印鑑登録証明書の発行をうけることができたのですが、コピー機から発行された印鑑登録証明書は、なにやらいつもの印鑑登録証明書とは様子が違います
2種類の用紙が存在する
そうなんです
コンビニエンスストアで交付された証明書は、市区町村の窓口で交付された証明書と異なる用紙が用いられています
よって、コンビニ交付を導入した自治体では、現在、用紙が異なる2種類の証明書が存在します(写真は、上が自治体窓口交付で、下がコンビニ交付のもの)
その点を、コンビニエンスストアで交付された証明書をお客様から受領される企業・団体に対して注意喚起している自治体もあります
コンビニで交付された証明書の用紙について(お客様から受け取る企業・団体様へ)
市区町村の窓口で交付された証明書と、コンビニエンスストアで交付された証明書の違いをまとめました
市区町村の窓口で交付された証明書
- 市区町村独自の証明書用紙が用いられていて、バックに市区町村のマークや地名が用紙に印字されていることが多い(カラーであることが多い)
- 特定の文字を指で擦る等により熱を加えると文字が消え、しばらくして熱が下がると文字も元に戻るサーモクロミック加工などが施されている
- 通常、うら面に印字等はなし(片面印刷)、おもて面のみにコピー防止加工がある
コンビニエンスストアで交付された証明書
- 用紙自体は普通紙(みためは白黒)
- 両面で構成されていて、おもて面にはコピーすると「複写」という「けん制文字」が浮き上がる加工
- うら面にはおもて面同様「けん制文字」のほか、スクランブル画像・QRコード・偽造防止検出画像といった、様々な偽造防止・改ざん防止処理が施されている
うら面が特に違います!
市独自の証明書用紙を望むなら
コンビニ交付サービスの証明書は、コンビニエンスストアなどのマルチコピー機から発行されるため、自治体独自の改ざん防止用紙とは異なり、普通紙に改ざん防止処置を施したものです
自治体独自の改ざん防止用紙(オリジナル)での証明書を希望する場合は、市区町村の窓口で証明書を請求する必要があり、そのことをホームページなどに明記している自治体もあります
いつもカラープリントされた印鑑登録証明書を見慣れていたため、コンビニで交付された白黒の印鑑登録証明書は、すこし違和感があり、コピーと思われないかな…との心配がありました
ある窓口で使用したところ、担当の方がやはり戸惑われていました
そんなときは、コンビニで交付された証明書のうら面の偽造防止検出画像(これのみカラー)を提示して、コンビニ交付です、と伝えましょう!
***編集後記***
今日はこれから鎌倉花火大会です
横浜駅にも浴衣のひとが沢山いるーと帰宅途中の娘からLINEが
・・・このブログ記事の内容は、投稿時点での法律や状況に基づいて記載しています。本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。・・・
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