身の回りで銀行の支店統合をよく耳にするようになりました
店舗を移転して移転先の支店で営業を続けるという形式のようですが
銀行窓口がどんどん減っていきます
「店舗移転のお知らせ」という支店統合
最近、地元でよく話題にのぼっているのは、この秋、三菱UFJ銀行のいくつかの支店が他支店内へ移転してしまうというニュースです
移転日順でいうと、たとえば次の通り
- 2021年9月27日 東戸塚支店 → 戸塚支店内へ
- 2021年10月25日 逗子支店 → 鎌倉支店内へ
- 2021年11月8日 湘南台支店 → 藤沢支店内へ
- 2021年11月15日 大船支店 → 藤沢支店内へ
移転先である各支店内にて、それぞれの支店の営業は続けられるということで、移転に伴う店番・店名・口座番号の変更はありません
また、移転する支店の跡地又は近隣にATMコーナーが設置される予定と聞きます
しかしながら、移転するどの支店も、駅の近くにある、地元ではランドマーク的な拠点であり、利用者もすくなくなかったため、支店自体がなくなってしまう影響はすくなくありません
店頭でないとできない手続き自体がすくなくなっている
大手都市銀行の支店の数はここ数年減少しています
これは、口座開設をはじめ、様々な手続きがネット上で完結できるようになってきたためでもあります
たとえば、口座開設であれば、スマートフォンと本人確認書類があれば、印鑑不要でいつでもどこでも申し込みが可能です
残高照会や振込・振替手続きはもちろん、住所変更や利用限度額変更、カード再発行の依頼も、インターネットバンキングや専用のスマートフォンアプリで行うことができます
振込手数料だけでなく、キャッシュカード・通帳の再発行手数料も、窓口や電話よりネット経由での申し込みの方がオトクに設定されていたりと、窓口からネットへの誘導はこれまでにも行われてきました
「支店統合」という思い切った改革で、ネット利用への誘導がますます加速されそうです
せめて来店予約が取りやすくなりますように
三菱UFJ銀行は、2020年12月1日来店分より、インターネットによる「来店予約の受付」を国内全支店及び出張所に拡大しました
来店予約の対象となる手続きは、新規口座開設、各種届出、資産運用や住宅ローンの相談などです
相続関係の書類の提出や証明書の発行も、来店予約の対象となる手続きですので、予約をとる機会があります
予約受付の空き状況は支店やその他の条件にもよりますが、このペースで支店統合がすすむのであれば、せめて希望する日時で来店予約がとれるような柔軟な対応が求められます
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