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マイナンバーカードの交付状況-2020年8月

2020年8月1日現在の

マイナンバーカード交付状況によると

人口に対するマイナンバーカードの交付枚数率が18.2%となりました

7月の1か月で、100万枚近くが交付されたことになります

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マイナンバーカードの普及率

2016年1月より交付がスタートした、マイナンバーカードの交付状況は、2017年3月以降、定期的に発表されています

2020年3月からは、毎月1日時点の交付枚数等が発表されるようになりました

国をあげて普及に取り組んでいるのが垣間見えます

最近発表された、2020年8月1日時点での交付状況によると、「人口に対する交付枚数率」は、18.2%となりました

 

月100万枚のペースで普及

2020年4月以降、特別定額給付金のオンライン申請、マイナポイントの予約や申込という追い風もあり、交付枚数率は毎月伸びています

2020年4月以降の月ごとの「交付枚数」の増加を計算してみました

  4月→5月 約52万枚

  5月→6月 約50万枚

  6月→7月 約90万枚

  7月→8月 約100万枚

交付申請の数自体が急増しても、暗証番号の設定や本人確認を担当する自治体窓口の現場のキャパシティを急に増やすのも難しいことから、発行枚数は今後も月100万枚くらいで推移していくことでしょう

 

窓口交付のかべ

着実に普及しているとはいえ、いまだ5人に1人程度しかマイナンバーカードを所有していないのは、マイナンバーカードの発行をうけるには、暗証番号の設定や本人確認のため、担当する市区町村窓口に本人が足を運ばなくてはならないためだといわれています

スマートフォンやパソコンでマイナンバーカードの交付申請を行ったとしても、マイナンバーカードの交付を受けるためには、つぎのような過程を経なければなりません

  1. マイナンバーカードの交付申請を行う
  2. 約1か月で市区町村から、交付通知書(はがき)が自宅へ届く
  3. 交付通知書(はがき)に記載された期限までに、必要な持ち物を持って、交付場所へ本人が行く
  4. 交付場所で本人確認の上、暗証番号を設定することで、カードの交付をうける

(注)本人が病気、身体の障害などにより、交付場所へ行くのが難しい場合に限り、代理人にカードの受け取りを委任できます

 

また、マイナンバーカードには10年の有効期限があり(未成年者は5年)、マイナンバーカードに格納されている電子証明書の有効期限は5年で、有効期限を迎える方には、更新手続きの案内が届きます

この更新手続きをするにも、市区町村の窓口へ足を運ぶ必要があります

 

マイナンバーカードの交付窓口が土日や夜間などにひろく対応したとしても、この「窓口交付のかべ」がある限り、マイナンバーカードの普及は限定的なものとなってしまいそうです

 

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Factory Shin にて、モンブラン(喫茶をなんどか利用しましたが、閉店されます…残念です)

 

 


・・・このブログ記事の内容は、投稿時点での法律や状況に基づいて記載しています。本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。・・・

このブログを書いた税理士 小柳志保のプロフィール

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