福岡県・福岡市/北九州市の宿泊税は2020年4月から

九州初となる宿泊税は

福岡県と福岡市、北九州市が

それぞれ宿泊税を創設することで決まりました

2020年4月スタートです

つぎの宿泊税は福岡県、福岡市、北九州市

総務省は2019年11月15日、福岡県、福岡市、北九州市のそれぞれから協議をうけていた宿泊税の新設に同意しました

福岡県、福岡市、北九州市の宿泊税は、2020年４月１日施行予定で、導入は東京都、大阪府、京都市、金沢市、北海道倶知安町に続いて全国6例目、7例目、8例目となります

福岡県・福岡市/北九州市の宿泊税は、これまでの宿泊税と違うところがあります

それは、福岡市内・北九州市内に限ると、県税と市税が重なって徴収されるという点です

県と市がともに徴税する全国初の二重課税といわれていますが、宿泊事業者の負担を軽減するため、徴税事務は市側に一本化されます

県と市それぞれが課税で決着

ホテルや旅館の宿泊者に課す宿泊税をめぐり、福岡県と福岡市などは話し合いを経て、双方がそれぞれ課税することで合意したのは、2019年5月のことです

たとえば、福岡市内の旅館・ホテル・民泊施設に1泊2万円未満で宿泊した場合に、宿泊者からホテルや旅館が徴収する宿泊税は200円とし、そのうち市が150円、県が50円を分け合うかたちに決まりました

1泊2万円以上の福岡市での宿泊での宿泊税は500円となり、このうち市が450円、県が50円という配分です

福岡市内に泊った場合の宿泊税

・宿泊料金2万円未満で、200円（うち県税50円）

・宿泊料金2万円以上で、500円（うち県税50円）

北九州市内の旅館・ホテル・民泊施設に宿泊した場合の宿泊税は200円で、そのうち市が150円、県が50円を分け合うかたちです（北九州市の宿泊税は宿泊料金の額にかかわらず一律150円）

北九州市内に泊った場合の宿泊税

・宿泊料金にかかわらず一律、200円（うち県税50円）

福岡市/北九州市内以外の福岡県での宿泊には

北九州市内、福岡市内の宿泊施設については、宿泊者1人1泊につき、福岡県の宿泊税は50円となっていますが、福岡県内の両市以外での宿泊に対してかかる福岡県が課す宿泊税は1泊につき200円となります（たとえば、久留米市や柳川市、太宰府市などに宿泊した場合です）

なお、福岡市や北九州市のように、福岡県内の市町村が宿泊税を新たにスタートする場合には、福岡県の宿泊税は、宿泊者1人1泊につき100円とすることに決まっています

＊＊＊編集後記＊＊＊

今日は対面でのご相談の約束があり、新宿方面へ

久しぶりに小田急ロマンスカーを利用したら、箱根方面への誘惑がいっぱいでした♨