マイナンバーカードを利用して
コンビニエンスストアなどで住民票の写しや印鑑登録証明書を
取得できるサービスがひろがっています
コンビニ交付とは
マイナンバーカードを利用して、全国のコンビニエンスストアで住民票の写しや印鑑登録証明書を取得できるサービスがひろがっています
このサービスを利用すると、コンビニエンスストアに設置されているマルチコピー機のタッチパネルの案内画面を見ながら操作して、早朝や夜間、土日祝日でも、各種証明書を取得することができます
コンビニ交付で取得できる証明書は、住民票の写しや印鑑登録証明書をはじめ各種税証明や戸籍に関する証明書など、市区町村によって様々です
利用できる市区町村・取得できる証明書を調べる
気になるのは、お住まいの市区町村がコンビニ交付サービスを提供しているのか、コンビニ交付でどんな証明書が発行可能かどうか、という点です
こちらのサイトで簡単に確認ができます
コンビニエンスストア等における証明書等の自動交付【コンビニ交付】|利用できる市区町村
平成29年11月1日現在のサービス提供市区町村は、457市区町村です
こちらのサイトでは、サービス提供市区町村の詳細(どんな証明書のコンビニ交付が可能か等)をダウンロードすることも可能です
サービス提供市区町村の詳細をみると、住民票と印鑑証明だけの市区町村もあれば
住民票と印鑑証明と各種税証明が交付可能な市区町村、
住民票と印鑑証明、各種税証明に加え戸籍関係の証明書にも対応している市区町村など様々です
遠く離れた本籍地の戸籍証明書の取得サービスも
本籍地の市区町村が住所地の市区町村と同じ方は、住所地の市区町村が戸籍に関する証明書(以下戸籍証明書といいます)の交付を実施していれば、住民票等のように戸籍証明書もコンビニで取得することができます
さらに、お住まいの市区町村と本籍地の市区町村が異なる方でも、事前に申請することで、このサービスを利用して遠く離れた本籍地の戸籍証明書を取得可能になりました
この場合には、本籍地が戸籍証明書についてコンビニ交付サービスを提供しているか事前に確認する必要があります
本籍地の市区町村がこのサービスに対応しているかの確認は、さきほど紹介したサイトで行い、特に「発行可能な証明書」の「戸籍(本籍地)」などが〇になっているかどうか調べます
コンビニ交付が利用できる市区町村(コンビニ交付ポータルサイト)
本籍地の市区町村がコンビニ交付サービスに対応しているかを確認したうえで、本籍地の市区町村に対して戸籍証明書の利用登録申請を行い、事前に所定の利用登録を行う必要があります
この利用登録申請は1度すれば、それ以降ずっとコンビニ交付サービスを利用して戸籍証明書を取得することができます
先日も、相続の手続きを行いたいけれど、住所地と異なる本籍地の戸籍を取得する時間と手間がなくってと仰る方がいらっしゃいました
現時点では、コンビニ交付に対応している市区町村でも、戸籍関係の証明書の発行にはまだ対応していない場合がほとんどです
しかしながら、戸籍関係の証明書のコンビニ交付が次第に普及すれば、郵送による戸籍謄本取得といった時間や手間のかかる手続きから解放されます
なお、こうしたコンビニ交付には、マイナンバーカードが必要ですので、マイナンバーカードをお持ちでない方は、まずはマイナンバーカードの交付申請を行い、市区町村窓口で交付を受ける必要があります
***編集後記***
定形外郵便物の料金が今年すこし変わりました
規格内サイズで150g超250g以下は郵便料金が250円ですが、250円切手は存在しないことを今日知りました
120円切手+120円切手+10円切手を貼りましたが、色々組み合わせを考えてしまいました
・・・このブログ記事の内容は、投稿時点での法律や状況に基づいて記載しています。本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。・・・
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