マイナンバーを利用したポータルサイト
「マイナポータル」の試行運用が
平成29年7月18日から始まります
マイナポータルとは
マイナポータルは、マイナンバーを利用した、政府が運営するオンラインサービス。
子育てに関する行政手続きがワンストップでできたり、行政からのお知らせが自動的に届く機能を備えているそうです。
マイナポータルの、マイナはマイナンバーを、ポータルはポータルサイト(=総合窓口)を表しているのでしょう。
マイナポータルは2017年から順次サービス開始予定と、聞いていましたが、実際にマイナポータルのページへ行くと、ずっと「7月試行運用開始、秋頃に本格稼働します」とのメッセージが。
さらに、
「あなたにぴったりなサービスを探せるワンストップサービス(まずは子育て関連サービスから開始します)や、あなたの情報を確認できるサービスは只今準備中です。サービス開始後すぐにマイナポータルを利用できるように、まずはアカウントを開設しましょう」
とも。
実際にいつ運用開始が始まるかわからないのに、アカウントを開設するのも…と思っていましたが、平成29年7月18日の情報連携の試行運用に併せ、マイナポータル・子育てワンストップサービスも試行運用がスタートし、平成29年秋頃からは本格運用されることが本日発表されました。
マイナポータルを利用するには
マイナポータル利用のために、マイナンバーカード、ICカードリーダライタ、パソコンなどが必要です。
マイナポータルログインの手順は、以下の通り。
- 必要なものの準備(マイナンバーカード、ICカードリードライタ、パソコンなど)
- インストール1(Java実行環境およびJPKI)
- インストール2(環境設定プログラム)
- ブラウザの設定
- 利用開始
マイナンバーカード、ICカードリーダライタ、パソコンなどの用意のほか、ソフトのインストールも必要なので、環境によってはハードルが高いかもしれません。
ICカードリードライタは、確定申告や電子証明書の認証のために、こちらを使用しています。
Amazonでの評価も高く、これまでのところ問題なく使えています。
ソニー SONY 非接触ICカードリーダー/ライター PaSoRi RC-S380
マイナポータルでできること
マイナポータルにログインすることで利用可能となるサービスとしては、
- 民間送達サービスとの連携 行政機関や民間企業等からのお知らせなどを民間の送達サービスを活用して受け取ることができます。
- 公金決済サービス
マイナポータルのお知らせからネットバンキング(ペイジー)やクレジットカードでの公金決済が可能となります。 - 自己情報表示(あなたの情報)
行政機関等が保有するあなたの個人情報を検索して確認することができます。 - お知らせ
行政機関等から配信されるお知らせを受信することができるようになります。 - サービス検索・電子申請機能(ぴったりサービス)
子育てに関するサービスの検索やオンライン申請(子育てワンストップサービス)が可能となります。 - 情報提供等記録表示(やりとり履歴)
あなたの個人情報を、行政機関同士がやりとりした履歴を確認することができます。 - もっとつながる(外部サイト)
が挙げられています。
実のところ、一読してもよくわからない内容が多いですね。
百聞は一見に如かず、始まってトライしてみるのが一番と感じました。
サンプル映像をみて、「予防接種のお知らせ」などが子供の月齢にあわせて届くのなら便利だな、と個人的には思っています。
子どもが成長するにつれて公費負担で接種する予防接種は少なくなりますが、日本脳炎のように特定の時期に「積極的勧奨の差し控え」などがあると接種を逃している場合もあります。
自治体からのお知らせのハガキで予定するようにしていますが、こういったリマインド機能がうまく活用できるようになると、マイナポータル楽しみです。
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