キャッシュレス納付のひとつである「ダイレクト納付」
ネット銀行でも対応がはじまりました
個人の方であれば
国税庁への「ダイレクト納付利用届出書」をオンライン提出できます
ダイレクト納付とは
ダイレクト納付とは、
あらかじめ預貯金口座の情報を記載した「ダイレクト納付利用届出書」を提出することで、
e-Tax を利用して申告した後、そのまま「即時」又は「期日を指定」して
預貯金口座からの振替により納税できる手続きです
ダイレクト納付の利用にあたっては、
事前に税務署へ e-Tax の利用開始手続きを行った上、
「ダイレクト納付利用届出書」を
- 税務署又は利用する金融機関に提出
- e-Tax により提出(個人の方のみ)
上記のいずれかの方法により提出する必要があります
ダイレクト納付では、
電子証明書の添付やICカードリードライタは必要ないので、
源泉所得税を毎月納付している事業者などにとっては便利な納税方法となっています
ネット銀行も対応開始
ダイレクト納付が利用可能な金融機関には、
これまでは、いわゆる「ネット銀行」が含まれていませんでした
このほど、2023年4月3日より、GMOあおぞらネット銀行が
インターネット専業銀行として初めて「ダイレクト納付」に対応を開始
4月の開始当初は、
GMOあおぞらネット銀行を指定金融機関とする「ダイレクト納付利用届出書」の提出は
書面のみの受付でしたが、2023年6月19日からは、
個人の方を対象とする「ダイレクト納付利用届出書」のオンライン提出にも対応をスタート
「ダイレクト納付利用届出書」の提出が「書面」の場合、
国税庁に届出書を提出してからダイレクト納付の利用開始までに20日程かかりますが、
オンライン提出なら、ダイレクト納付の利用開始が3日に短縮され、利便性が向上しています
今後のダイレクト納付
2024年4月1日以降は、e-Tax で電子申告を行う際に
納税を「ダイレクト納付」にする意思表示を行うと、
あらためて納付指図等を行わなくても
法定納期限に自動で口座引き落としされるようになる予定です
ダイレクト納付がさらに広がりそうです
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