令和3年分の所得税・消費税・贈与税の
確定申告状況が公表されています
国税庁ホームページの確定申告書等作成コーナーを利⽤して
自宅から e-Tax で申告書を提出している方が増加しています
令和3年分の確定申告状況が公表
令和3年分の所得税等、消費税及び贈与税の確定申告状況等についてが
国税庁から公表されました
これは、令和3年分の所得税・消費税・贈与税の申告状況を
様々な角度からまとめたものです
令和3年分の所得税の確定申告書の提出人員は、2,285万人で
平成29年分からの人数を眺めてみると、ほぼ横ばい-微増で推移しています
確定申告書を提出した方のうち、
申告納税額がある方は、約657万人と前年比べて微減したものの、
その所得金額は46兆2,398億円と前年と比べて8.7%増え、
申告納税額に至っては3兆7,915億円と前年に比べて19.8%も増加しています
土地や株式等の譲渡所得の所得金額についても公開されており
令和2年分に比べて、土地等の譲渡所得の所得金額で15.1%、
株式等の譲渡所得の所得金額で30.2%も増加していることがわかります
自宅からの e-Tax利用が増加
令和3年分の確定申告で顕著だったことは、e-Taxの利用率アップです
とりわけ、税務署などの確定申告会場へ来場せず
国税庁ホームページ「確定申告書等作成コーナー」や各種会計ソフトを利用して
自宅から納税者自身により e-Tax で申告書を提出した方は、
令和2年分の約1.4倍となる422万人で、100万人以上も増加しました
税務署などで所得税等の申告書を作成・提出した方の数(約311万人)を
はじめて上回り
「自宅でいつでも申告」が時代のニーズに合致した結果といえるでしょう
贈与税の申告も増加
贈与税の申告書の提出人員等が増えていることにも注目です
令和3年分の贈与税の申告書を提出した方は、53.2万人(前年比9.5%増)で、
申告納税額3,327億円は、前年比+20%と急増しています
贈与税については将来の改正などが色々と予測されていること
実際に住宅資金贈与の非課税枠などが年々縮小されていることなどから
現行の制度を最大限活用するような行動が表出されているのか
あるいは、不動産や株式の高騰によるものであるのか
興味深いところです
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