メガバンクなどが
ITを利用した終活支援に積極的です
アプリを利用したデジタル版エンディングノートなどは
ネット世代にもお手軽に試せます
スマートフォン向けアプリで終活準備
終活の準備といっても、なにから手を付けたらよいのかわからないという声をよく耳にします
いざエンディングノートを用意してみても記入が面倒でという方は、エンディングノート作成機能のついたスマートフォン向けアプリを利用してみるのもよいでしょう
たとえば、2020年に三菱UFJ信託銀行が同行の口座保有者専用にはじめた「わが家ノートby MUFJ」
2021年5月からは口座保有の有無にかかわりなく、国内在住の個人に利用対象者がひろく拡大されています
「わが家ノート by MUFJ」には、つぎのような機能があります
- エンディングノート作成機能
- 健康管理機能
- 家族とのつながり・見守り機能
エンディングノート(伝えておきたいこと)作成機能では、家族へのメッセージや預貯金などの財産情報、介護や相続についての希望などをアプリ内で作成・登録できます
アプリの「家族申請」という機能により、家族と一緒にアプリを利用することもでき、認知症診断時や相続発生時など、あらかじめ指定したタイミングで、指定した家族にエンディングノートの内容を共有することも可能です
エンディングノート|わが家ノート by МUFJ:三菱UFJ信託銀行
遺言をつくりたくなったら
財産に関する情報や自身の希望を記録できるエンディングノートですが、エンディングノート自体に法的な効力がありません
より具体的に相続に備えるには「遺言書」の作成を考えてみましょう
三菱UFJ信託銀行ホームページ内の「ネットではじめる!わたしの遺言」は、パソコン向けの遺言書案文イメージを無料で作成できるサービスです
さきほどのアプリ「わが家ノート by MUFJ」のエンディングノートに入力した財産情報の連携も可能です
入力内容に基づいた遺言書案文イメージは、実際の遺言書とは異なり法的効力のあるものにはなっていませんが、ご自身の財産情報を一覧化し、相続時に家族にどのように配分するかを考えるきっかけとして活用できます
デジタル版エンディングノート
三井住友銀行は、2021年10月1日より、顧客の資産のことや医療・介護・葬儀といった万一のことなどをデジタル上で登録・情報を預かるサービスを始めると発表しています
この「SMBCデジタルセーフティボックス」は、預かった情報などを、万一の時に、顧客があらかじめ指定した方に伝えるというサービスで、デジタル版エンディングノートのひとつといえるでしょう
預貯金や保険など資産家連の情報のほか、ネットショッピングやSNSのIDやパスワードも登録できるほか、医療や介護などについての考えを動画や音声メッセージで預けることもできるのこと
こちらのサービスを利用するには、三井住友銀行に口座を持つ必要があり、月額990円(消費税込み)かかります(2022年2月までは無料)
端末操作に不安を感じる方は、銀行の担当者による情報の登録のための操作サポートをうけることもできるということなので、対面でのサポートを重視する方向けといえるでしょう
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・・・このブログ記事の内容は、投稿時点での法律や状況に基づいて記載しています。本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。・・・
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