2017年は祝日が土曜日に重なることが多く、
休日が少ないことが話題になっています
テレビのインタビューでは「休むために働いている」のに、と残念がる方も…
2017年問題
すこし前から、2017年は休日が少ない、と話題になっています。
これは、今年は、2月11日建国記念日、4月29日昭和の日、9月23日秋分の日、そして12月23日の天皇誕生日が土曜日であるため。
2016年は祝日が土日と重なったのは、3月20日だけ。それも日曜日に当たっていたので、月曜日が振替休日となるパターンでした。
しかし、今年2017年は上記の4つの祝日が土曜日と重なっています。
現在の法律(国民の祝日に関する法律)では、日曜日が祝日に当たるときは振替休日をつくると定められていますが、土曜日が祝日に当たった場合には振替休日が発生しません。
そのため、今年は年間休日が少ないことを嘆く声や、土曜日が祝日の場合も振替休日を!という声があがっています。
本来の休み
本来、休みとはなんでしょうか?
いろいろな考えがありますが、休みは、労働力の再生産のために必要という考え方があります。
たとえば、サラリーマンが朝から晩まで働いて、疲れて帰宅します。でも、翌日にはまた元気に出社して働きます。これは、疲れて帰宅しても家で休んで食事をしたり休息をして、翌朝になれば元気になるからです。これを労働力の再生産といいます。
労働力の再生産を前提とした「仕事をするために休む」という考え。
これは仕事を中心とした考え方です。
でも、休日減を嘆くお父さんの「休むために働いているんだ」という気持ちも、すごくわかる一方で、なにか違うような気がします。
なんのために働くのか
休日減の話題の場に相応しくないかもしれませんが、働くことを語るときには、なんのために働くのかという論点は避けられません。
生活の糧を得るために働く、これが最もポピュラーな回答でしょう。
でも、これだけでは生涯に渡って仕事を続ける動機になるのでしょうか。
生活するために働いてるんだ!と口ではいっている人でも、仕事に対してのプライドをそれぞれがもち、自分の仕事に好きなところを探して語っているときはとても楽しそうです。
わたし自身はというと、税金のことでどうしたらよいかわからずに困ったこと、専門用語が理解できずに不安な気持ちでいた経験などから、税金やお金や経理のことで悩んでいる方の一助になれたらという気持ちが常にあり、それが税理士を志す原動力ともなりました。
また、自分自身の生き方として、自らのライフスタイルにあわせて、勉強、仕事、余暇をバランスよく選択していきたいという希望があり、自己研鑽が必要な税理士という仕事には希望する生き方の実現の可能性を感じています。
テレビから聞こえてきた「休むために働いている」という言葉から、ふと働くことについて考えてみました。
・・・このブログ記事の内容は、投稿時点での法律や状況に基づいて記載しています。本記事に基づく情報により実務を行う場合には、専門家に相談の上行ってください。・・・
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